中間車の切り接ぎ加工をします。
切断ラインにアタリとしてマスキングテープを貼り切断しました。
下段のパーツを使用します。
上段はジャンクになりますが、念のために保管しておきます。
旧塗装と新塗装の切り接ぎになりますが特別意味はありません。
状態の良いものを先頭車に使用して
たまたま余ったものがこれだったというだけです。
ずれないように慎重に接着しました。
今回の改造ではベルニナ号を2セット使いますので
手元にはM車とT車の下回りが、それぞれ2個ずつあることになります。
ベルニナ号の下回りの片側には水タンクがモールドされていますので
3両編成にするには、どれか一つの水タンクを切り飛ばし
ドローバーのある台車を他から移植してこなければなりません。
当初はM車+T車+T車の構成にするつもりでしたので
M車の台車をT車に移植するつもりでした。
しかしさすがにM車を1台ジャンクにするには偲びないので
試しにM車+T車+M車の編成で試運転をしてみました。
M車が2両のわりにはスムーズな走行をするので
この編成でいくことにしました。
さっそくT車の水タンクを切り飛ばし
もう一つのT車からドローバー付台車を移植しました。
試しに3両連結してみました。
良い雰囲気ですね ♪
今回の改造に使用す種車はヤフオクで落としたものです。
集電パーツや車輪がかなり汚れていて
走行が不安定なので一旦バラして洗浄します。
可能な限り分解しました。
集電パーツと車輪をサンポールに漬け込みました。
1時間くらい漬けたあと水洗いし、よく乾燥させ再組み立てします。
スローも良く効く走行になりました。
塗料を剥がしたボディの下処理をします。
ベルニナ号のボディには赤枠で囲った部分に凸モールドが施されています。
初期の生産ロットにはこのようなモールドは無かったようですが
現在のものにはあるので塗装の際に邪魔にならないように削り落とします。
デザインナイフでカンナ削りをしたあと400番のペーパーをかけました。
表面に細かいキズが残っていますが
中間車のボディを切り接ぎしたあとに
まとめてパテ盛りして表面処理を行います。
トミックスの箱根登山鉄道ベルニナ号を使用して
冷房化3連後のレーティッシュ塗装を製作していきます。
車両を分解後、ボディをイソプロピルアルコールに漬けて
大まかに塗装を剥離したあと、シンナーで塗装を完全に落としました。
薄いグレーが旧塗装、濃い方が新塗装のベルニナ号です。